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電力自由化はいつから? 電力の小売り自由化の歴史

電力小売自由化の歴史

電力自由化 小売の完全自由化の変遷

 

広義の意味での、電力自由化は、1990年代までさかのぼる。

まず初めに、1995年の『発電の自由化』。

そして、

特別高圧電力販売の自由化(2000年)

高圧電力販売の自由化(2004年,2005年)

小口電力販売自由化(2016年)

 

と、自由化の流れは『工場から家庭へ』とその幅を広げてきた。

最後段階である『小口電力販売自由化』は『電力の全面自由化』と呼ばれている。

特別高圧電力販売の自由化 (2000年3月)

 

最初の小売自由化は、2000年3月。

『特別高圧(契約電力:2,000kW超)』区分である、大規模工場・デパート・オフィスビルが対象。

新規参入により誕生した『新電力会社』からも電気を購入することが可能となった。

特別高圧

(c) 経済産業省 資源エネルギー庁

続いて、小売自由化の対象は『高圧』区分である、中小規模工場・スーパー・中小ビルへと対象を広げていく。

高圧電力販売の自由化 ① (2004年4月)

 

『高圧(契約電力:500kW超)』区分

高圧電力販売の自由化 ② (2005年4月)

 

『高圧(契約電力:50kW ~ 500kW 未満)』区分

高圧

(c) 経済産業省 資源エネルギー庁

小口電力販売の自由化 (2016年4月)

 

さらに、自由化の範囲は広がり、ついに私たち一般家庭にまで拡大を続ける。

『低圧』区分:家庭や商店

自由化は、2000年から部分的な自由化の形でスタートし、小口電力販売自由化により、総仕上げされた。

低圧

(c) 経済産業省 資源エネルギー庁

これまでの電気事業者の種類

 

これまでの電気事業者は『電気の供給先によって事業者の種類』が決められており、

・一般電気事業者:工場や家庭などの一般需要への供給

・特定規模電気事業者:50kW以上の大口特定需要への供給

・特定電気事業者:特定の地域で電気を供給

・卸電気事業者:一般電気事業者に電気を卸供給

・卸供給事業者:卸電気事業者より規模の小さい卸供給

と、非常に複雑に分けられていた。

『全面自由化後』は、電気の生産から消費までの『機能別に分類』し、それぞれ必要な規制を行うことになる。

PPSとは?

「PPS」とは「Power Producer and Supplier(特定規模電気事業者)」

 

の略称で、

 

50 kWh 以上の特定規模の需要者に対して、電気を供給する新規参入した事業者。

 

従来の地域の電力会社とは異なり、石油・化学・ガスなどの自家発電設備を持っている企業がほとんどである。

 

PPS という名称が分かりにくいと指摘されたことから『新電力』と呼ばれるようになり『大手地域電力会社(地域の電力会社)』と『新電力会社』という呼称が一般的となった。

 

自家発電設備を保有している場合は『発電事業者』に該当。

 

自家発電設備を保有していない場合は『小売電気事業者』に該当。

IPPとは?

「IPP」とは「Independent Power Producer(独立系発電事業者)」

 

の略称で、

 

1995年の電気事業法改正で登場した事業者。

 

地域の電力会社(一般電気事業者)に、電気を卸販売することから『卸供給事業者』とも呼ばれている。

 

『小売りは行わず』『電力会社のみに電気を卸し販売』している。

 

PPS の一部は、自社発電設備を保有しない企業も存在するが、IPPには、発電設備が完備されており、

 

自家発電だけではない『余剰電力を売電』することで、収益を上げている。

 

この場合、売電は入札制度が取られており、電力会社は適正な価格で、電気の供給を受けることができる。

 

『発電事業者』に該当。

Eye catching image by Markus Spiske (Germany)

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